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Vol.06 チームを、日本を背負うという覚悟 飽くなきハングリー精神 No.9 永田 しおり

永田選手、こんにちは!今では山鹿市だけにとどまらず、熊本県、そして日本全国でもハンドボール選手としての知名度がある永田選手。
今回は生い立ちや考え方等、根掘り葉掘りと聞いていきたいと思います!
よろしくお願いします!
まず、生い立ちを教えて下さい。

福岡県出身で、朝から晩まで外で遊ぶ活発な女の子でした!小学生の時はミニバスケットボールをしていて、6年生の時に168cmも身長があったため、ランドセルを背負うのが大変でした…(中学1年の時に今の身長になりました!)。小学生の頃に長野オリンピックでスキー団体の金メダル獲得するところをテレビで観てから、オリンピックに出たいという夢を持ちました。
中学校はバレー部に所属し、1年の時は駅伝部、バスケ部にも参加していました。高校進学時は色々な学校からのお誘いがありましたが、その中にハンドボールの推薦がありました。中学時代バレーでいい成績を残せませんでしたが、競技人口が少ないハンドボールだったら、日本代表になれるのではないかと思い、福岡女子商業高校に入学しました。高校は家から少し遠く、博多から博多南駅までは新幹線通学でした。博多南駅は新幹線の車両基地があり、片道300円で新幹線に乗れるんです!

永田選手

ハンドボールを始めて1週間。ルールもわからないまま、ピンディーズ主催の合宿に参加し、対戦しましたが、ポストに入り揉みくちゃにされた覚えがあります。私は覚えていませんが、その時に、顧問の先生にピンディーズでプレーしたいといったそうです!(笑)
高校3年間ハンドボールをして、進路に迷いましたが大学より早く一流の所でプレーしたいと思い、オムロンへの入社を決めました。

永田選手

色んな競技経験で培った運動能力、そして強い意志からオムロンへの入社に至ったとは非常に面白いですね。
次に、オムロン入社後の若手時代から、日本を背負っていく立場になるまでの苦悩と道のりを教えてください。

高卒でオムロンに入社して、仕事、練習、寮生活と最初はとても苦労しました。しかし、先輩方や同期が助けてくれたおかげで辛いけど楽しく過ごせました。入社当時のスタートメンバーは全員が代表選手だったので、6:6の練習でシュートを決めると心の中でガッツポーズしていました。試合でメンバー外のときは観客のように大きな声で応援していましたよ。でも、いつかあのピンク色のユニフォームを着て試合に出てやると思っていました。

永田選手

私は、いつも小さい目標から大きな目標まで決めます。入社当時の大きな目標は、①5年目でスタートメンバーになる②6年目で日本代表になる③11年目でオリンピック出場して引退でした。
その時の目標で③だけ達成できませんでした。だから、今でもプレーを続けているのかもしれません。
私は目標がないと生きていけません。どんなに小さな目標でもいいです。目標を達成して喜び、スイーツなどご褒美を買う時もありますよ。失敗もたくさんします。けど、失敗から学ぶことはたくさんあります。そして、ハンドボールはチームスポーツです。私はたくさんの方々に助けてもらい、プレーが出来ています。まだまだ上手くなりたいし、勝ちたいです。

学ぶべきことが沢山ありますね、非常に勉強になります!! ズバリ!永田選手の強さの秘密を教えてください!

フィジカル的なものは、ウエイトトレーニングです。DFのあたりの強さを怖がらず、相手が怖がるぐらい向かっていき、体全体を使ってあたります。
最近はチームに勢いをつけるため、相手を威嚇するために大きな声で声掛け、ガッツポーズなどしていますね。

永田選手

あと、強さをキープして頑張るためにはご褒美が必要です。私のご褒美はスイーツです。
休みの日もスイーツ巡りをするほど、大好きです。
ぜひ、皆さんが知っているおすすめのスイーツを教えていただきたいです。

永田選手

永田選手の迫力をぜひ直接見たいですね!そして、先ほどもチラッとお聞きしましたが、スイーツが大好きなんですね!新たな一面を知ったところで、永田選手に是非会いたい!という方も多いのではないでしょうか?

みなさん!日本リーグが開幕しました。
10月30・31日の熊本大会はファン感謝DAYです!
今までとは全く違うホーム戦になりますので、ぜひ、観に来てください。

ファン感謝DAYで永田選手に会えるのが楽しみです!どんなことを計画されていますか?

入場者限定のプレゼントやインスタ映え間違いなしのフォトスポットなど、試合以外でも楽しめるスポットが満載です!

最後に、ファンの皆様へメッセージをお願いします!

いつもご声援ありがとうございます。
コロナ禍で色々と苦しい思いをされていると思います。
ハンドボールを通じて皆様に明るい話題が届けられるよう、全力で戦います。
共に頑張りましょう!

永田選手